ちくしっ子ネットワークの理念
基本理念
私たちは、放課後児童クラブ事業を通し、子どもの豊かな育ちを育み、子どもを取り巻く大人が共に育ちあう地域の子育て支援ネットワークの構築を目指します。
働く親を持つ子どもたちが、放課後や学校休業日に、さびしい思いをすることなく豊かな時間を過ごしてほしい。そんな親の願いから生まれたのが放課後児童クラブです。
筑紫野市の放課後児童クラブは、同じ思いを持つ親たちが自らの手で運営し、子どもたちのためにより良い保育環境をつくるという姿勢で、長い歳月をかけ、つくり上げてきました。
子どもを真ん中に、保護者・支援員・地域住民・行政が手を携え、助け合いながらそれぞれの立場で子育てに取り組んでいく。この「地域の子育て」を変わらずに継承し、発展させていく。その営みこそが「子どもの安全・親の安心」を保障するちくしっ子ネットワークの基本理念です。
この基本理念に基づき、私たちは次の保育理念を掲げ、放課後児童クラブ事業に取り組みます。
保育理念
- 子どもたちが、安全に伸びのびと放課後や学校休業日を過ごせる居場所をつくります。
- 子ども一人ひとりを大切にし、心身ともに健やかで豊かな成長を育みます。
- そのことにより、保護者が安心して働ける環境をつくります。
- 子どもの最善の利益を考慮し、保護者・支援員・地域住民・行政の連携に努め、地域の子育てを支援します。
保育方針
- 子どもが安全で楽しく過ごせる放課後児童クラブ
子ども一人ひとりの思いや感情に寄り添って信頼関係を築き、心の居場所をつくる。
保育の予定、ルールなど、子どもが見通しをもって活動できる生活づくりを行う。
「遊び(活動体験)」を通して、楽しむことを見出す力、自ら物事をやり遂げようとする力を育てる。
- 互いに学び合い、成長する放課後児童クラブ
異年齢集団の生活の中で、相手の気持ちを思いやり、豊かで優しい心を育てる。
集団生活の中で、協調性・社会性を育てる。
子どもが自ら考え、行動し、責任を持つ力を育てる。
- 保護者が安心して子どもを預けられる放課後児童クラブ
子どもの様子を伝え合うことを大切にし、支援員が保護者の願いを知ることにより、子どもの理解を深め、保育に活かす。
安全や衛生に配慮しながら生活環境を整える。
季節に合わせた活動を計画し、豊かな感性を育て、想像力・思考力の芽生えを育てる。
- 地域に根ざした放課後児童クラブ
地域との交流を積極的に図り、地域の中で育ち合う心を育む。
家庭・学校・地域・行政との連携を図り、子ども一人ひとりが安心と信頼をもって活動できる環境づくりに努める。
放課後児童クラブの特性を活かして、地域の子育ての一翼を担い、子育てを取り巻く環境の変化に対応する。